内容よしでも損する!プレゼンの話し方や見せ方のポイント7つ
内容よしでも損する!プレゼンの話し方や見せ方のポイント7つ https://biz-tips-collection.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/presentation-gestures-eyecatch-1024x674.jpg 1024 674 Biz Tips Collection https://biz-tips-collection.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/presentation-gestures-eyecatch-1024x674.jpg「内容をせっかくしっかり作ったのに、あまり受けがよくなかった、、」
「中身がたいしたことないのに、しゃべり方だけで評判がいい奴がいる、、」
そんなことはないだろうか。多数の人はプレゼンやスピーチの中身をじっくり考えながら聞いてくれるわけではない。まずは興味を引く必要もあるし、中には見え方だけで判断する人もいる。
本質的ではないが、見え方がしっかりしていると中身の説得力も増す。どんなにロジックがしっかりしていても、自信なさそうな小さい声の人がしゃべっていては、残念ながら中々説得されないものだ。プレゼンの目的は、ロジカルなストーリーを作ることではなく、人を説得することだ。また、後日に印象に残っているプレゼンは、話した内容よりもあなたがどんな話し方だったかだ。
そんな見え方で損しないように、ここを抑えるだけで劇的によくなるチェックポイントを伝える。
いきなり全てを気をつけながらプレゼンするのはきついので、上の方から少しずつ気をつけていくとよいだろう。
まずはここから気をつけよう:プレゼンやスピーチの話し方・見せ方
チェックポイント① 声を大きくする
声は少し大きすぎる方がよい。
声が大きいと聞き取りやすいだけでなく、自信があるように感じられる。逆に声が小さいと、聞き取りにくいだけでなく、自信がなさそうに思われる。大半の人は、話の内容のロジックをしっかり精査しながら聞いているのではなく、本人が自信ありそうかどうかで信用できるか判断していると考えよう。
元々声が大きい人以外は、思ったより小さい声になっていたりするので、気をつけるべきだ。
また、特に第一声は更に大きめにするとよい。その方が人の注目を得られるのと、自分としてもそのまま大きな声で話しやすいからだ。
チェックポイント② 姿勢を正す
姿勢もまた、本人の見え方に、大きく影響する。
姿勢がしっかりしていれば、これもまた自信がありそうに見えるし、プロフェッショナルでしっかりした人間だと写る。
猫背にならず、背筋を伸ばすように心がけよう。
チェックポイント③ 早口にならないようにする
人は話したいことに集中すると、早口になってしまいがちだ。早口すぎると、これもまた聞き取りづらかったり、観客が話についていけなかったりする。まずは、ゆっくり目に話す方が得策だ。ところどころ、数秒黙ってから次の話に行くのも全然ありだ。
チェックポイント④ えー、あー、でー、などを入れない
えーや、あーなど、つい言ってしまうことは誰でもあるだろう。これが同じものが何度も繰り返されると、観客は気になってきてしまう。また、あまりプロフェッショナルな感じがしない。どうしても思い出しながら、考えながら話しているように見られ、内容を熟知していないのではないか、と不安な印象を与えてしまう。
実際、思い出しながら、考えながら話すのはしょうがない。よっぽど事前に練習しなければそうなるのは当たり前だ。これを直す簡単なコツは、あーやえーなどと言う代わりに、黙ってしまうことだ。その方がよっぽど見え感がよい。余計なあーなどを入れるよりは間を入れた方が、観客も気にならない。
次にここを気をつけよう:プレゼンやスピーチの話し方・見せ方
チェックポイント⑤ 身振り手振りを使う
じっと立って動きがないよりも、手など動きがあった方が人は注目する。
そんな大したジェスチャーをする必要はない。3点あるなら指で3を見せる。スライドの注目して欲しい部分があるならそこを指す。特に意味もなく両手を広げてみる。そんなものでよい。
また、その際は、できるだけ、小さくまとまらず、大きく動くとよいだろう。
チェックポイント⑥ 視線に気を使う
ずっと右上だったり、パソコンばっかりを見ながらのプレゼンを見たことは、皆あるだろう。あまりいい印象は持たなかったはずだ。できるだけ目線は相手を見るようにしよう。
なんとなく全体を見る状態と、一人一人目を合わせていく方法などがある。相手を見れば、相手も無意識に自分に話しているという印象を受けてしっかり話を聞いてもらいやすい。また、目を合わせることで、観客は信頼や自信を感じ取るという。
また、キョロキョロしすぎもいい印象を与えないので、目線はゆっくり動かすのが理想的だ。
チェックポイント⑦ 声に抑揚を付ける
淡々と単調にしゃべっていると、人は眠くなるし、話が頭に入ってこない。
大事なところは強調するなどして、声に抑揚があるようにしよう。
大事なところで声を大きくしたり、ゆっくりしゃべったり、間をおくなどのやり方が可能だ。
チェックポイントの意味
これらの声・ジェスチャーなどを実施する意味は、まとめると主には以下のようになる。
ただチェックポイントを実践するよりは、こういったその目的を意識するとよりよいだろう。
・自信ありそうに見せる(声の大きさや姿勢など)
・注目を浴びる(動きをつけたり、声を大きくするなど)
・飽きさせない(動きや抑揚を単調にしない)
・聞き取りやすくする(早口にならないなど)
まとめ
以下のチェックポイントを抑えれば、最低限見え方で損することはほとんどなくなるだろう。
いきなり全てをクセにするのは難しいので、少しずつ取り入れていくのがよい。
チェックポイント① 声を大きくする
チェックポイント② 姿勢を正す
チェックポイント③ 早口にならないようにする
チェックポイント④ えー、あー、でー、などを入れない
チェックポイント⑤ 身振り手振りを使う
チェックポイント⑥ 視線に気を使う
チェックポイント⑦ 声に抑揚を付ける